教育センター
教育センター センター長あいさつ
教育センター
センター長 宮田 正年
世間ではますますAI化が進み、人間が必要とされる領域が狭まってくると言われています。しかし医療の世界ではまだまだAIに置き換えられない領域が多く残されています。
当院は、慈仁の心をもって、いつくしみの心で、すべての命に平等に向き合うことを理念として掲げています。AIには持ちえない慈仁の心をもって患者さんと向き合い、共に成長しましょう。
医療の仕事は、学生の皆さんが考えているより、とても楽しく、面白くて、やりがいが感じられるものです。
私自身、学生時代は決して勤勉な医学生ではなく、浪人、留年も経験しています。そんな私でも、医師になって約30年間、臨床の場に立ち続けていられるのは、何より仕事がとても面白くて楽しいからです。
現代の医療はチーム医療です。私は消化器内科を専門としており、主に内視鏡を用いた検査や治療を行っています。例えば難渋していた治療が成功した時、その達成感を仲間たちと分かち合うのは、何事にも代えがたい喜びです。
仕事は1日のうち、最低でも8時間は職場で過ごさなければなりません。同じ時間を過ごすなら、楽しく、有意義に過ごしたいとは思いませんか。
私たち教育センターでは、その仕事の面白さを皆さんに伝えるのが使命だと考えています。
さらに当院での経験を元に、国内のみならず世界に羽ばたく人材を育成したいと考えています。そして、またいつか、縁あって当院に戻られることがあれば、その経験をぜひ後進に伝えてください。
私たちと共に、熱く、充実した、楽しい時間を過ごしましょう。
そして「岡本スピリット」を世界に広げて行きましょう。
教育センター 教育担当顧問あいさつ
教育センター
教育担当顧問 河田 光博
京都岡本記念病院には1,000人をゆうに超える職員が働いています。「病める人がもとの健康な状態に戻れるように、また健康な人はさらに健康であり続けられる」ようにと願い、それぞれの職域で日々、誠意と熱意をもって勤務しています。この言葉に間違いありません。その原点は「岡本イズム」であり、京都府の久御山町という地域にとどまらず、高い理念は時代や場所を超えて、私たちの誇りとしています。
職員一人一人がプロフェッショナルとして最大限、各自の職務を成し遂げ、自己研鑽を通して成長できるように、また新しく勤務する人が「岡本イズム」を基盤に導入から大きくレベルアップできるような教育研修プログラムを企画し、実践していくのが、教育センターの役割です。
「教育」はなにも大学や学校の講義室に限ったことではありません。待ったなしの病院である本院において、どのように最高の医療を提供しながら、職員を、人を育てていくのか、正解はないなかで、さらなる高みを求めています。
経験豊富なスタッフから構成される本院の教育センターは、診療部門での医師やその支援スタッフ、看護部、臨床検査部、リハビリテーション部、放射線部、臨床工学部、薬剤部、事務部、関連事務所をはじめ、あまねく職員に対して、さらにはその予備軍である学生さんや再就職希望者への「教育」を通して、自己実現に寄与することを、確かな根拠をもって宣言します!
スタッフ紹介
教育センター長 |
宮田 正年
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教育担当顧問 | 河田 光博 |
教育研修室課長 | 江村 易子 |
医師臨床研修センター課長 | 森田 義治 kensyu@okamoto-hp.or.jp |
医師臨床研修センター主任 | 岸本 弘美 |
「岡本医学雑誌(OMJ)」の編集
「岡本医学雑誌(OMJ)」(Okamoto Medical Journal)は、社会医療法人 岡本病院(財団)職員の自己研鑽・研究成果の発表の場として、2021年まで冊子として6号が発行されました。
2022年度からはJ-STAGE電子ジャーナル公開システムを利用したオンラインジャーナルとしてリニューアルすることとなり、教育センターが編集事務局を担い、刊行します。