京都府在宅療養あんしん病院
京都府在宅療養あんしん病院とは
在宅で療養生活を送る高齢者の方が、体調を崩され在宅での対応が困難になった時に、かかりつけ医の協力により事前に必要な情報を登録しておくことで、スムーズに病院で受診し、必要に応じて入院ができるシステムです。
早めの対応により、病状の悪化や身体の働きの低下をできるだけ防ぎ、早期退院の実現につなげることで在宅生活を続けることを支援します。
ご利用対象者
- 京都府内在住の高齢者(65歳以上)の方
- 在宅で療養中の方
(医師の訪問診療を受けている方、もしくは定期的に通院されている方)
※急性心筋梗塞、脳卒中、骨折など緊急性の高い病気やケガ、長期療養を目的とした入院は対象外です。
ご利用の流れ
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事前登録
かかりつけ医を通して、専用の登録用紙を受け取り、京都地域包括ケア推進機構にご利用者(高齢者)の情報を登録してください。
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かかりつけ医による診療・入院などの判断
体調に不安を感じた時は、かかりつけ医の診察を受けてください。かかりつけ医が「病院での診療が必要」と判断した場合、かかりつけ医から在宅療養あんしん病院(事前登録している病院)へ連絡します。
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在宅療養あんしん病院での診察・入院などの判断
かかりつけ医が連絡を行った在宅療養あんしん病院での診察を受けてください。そこで入院が必要と判断された場合、その病院に入院します。
※診察や検査を受け、入院が必要ないと判断された場合は、病院からかかりつけ医に連絡します。かかりつけ医は、病院からの情報提供を参考にして診察を行います。
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退院連携・在宅療養のサポート
入院した時から、ケアマネジャーや地域包括支援センター・訪問看護事業所等のメンバーが連携し、在宅チームとして早期退院に向けた支援を行います。また、退院後も安心して在宅での療養生活がおくれるよう、かかりつけ医・在宅チーム・在宅療養あんしん病院が連携し、サポートを続けます。
詳しくは、京都地域包括ケア推進機構のサイトをご覧ください。