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先輩の声

看護師(特定行為研修修了者)

【特定行為研修修了者】 竹林 真澄

早期に創傷を治したい

私は、2019年4月から外来勤務の中で、週に数日の活動日に特定看護師として活動しています。特定看護師は、2025年に向けて在宅医療等の推進を図るために医師の判断を待たずに手順書により一定の診療の補助(特定行為)を行うことができる看護師です。特定行為研修を修了した看護師を当院では、『特定看護師』と呼んでいます。

私は、特定行為の中でも

  • ・創傷管理関連(陰圧閉鎖療法・血流のない壊死組織の除去)
  • ・創部ドレーン管理関連(創部ドレーン抜去)
  • ・栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連(脱水症状に対する輸液による補正・持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整)
  • ・ろう孔管理関連(胃ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換・膀胱ろうカテーテルの交換)
の4区分7行為の研修を修了しました。

私が学んだ特定行為研修は、1年間、週に数回の通学が必要でした。病院のバックアップがあったからこそ、働きながらこのような研修を修了することができました。

当院ではまだ特定看護師の知名度は低い現状にあります。しかし、看護師だからこそ気づくことができる視点を強みに、患者さんの創傷が早期に治癒するために、そしてトラブルの少ない胃ろう管理・膀胱ろう管理のために、努力したいと考えています。