TEL
先輩の声

理学療法士

作業療法士

掛ける言葉が力に変わる

剣道をしていてケガでリハビリの先生にお世話になることが多くありました。作業療法士は身体のケアだけでなく心のケアもできると教えてもらったことが作業療法士になろうと思ったきっかけの1つです。岡本を就職先に選んだ理由は、亡くなった父が最期を迎えた場所であり、父が最後まで頑張った場所ですので、自分も誰かのために頑張りたいと思ったからです。

仕事でのやりがいは、患者さんやご家族に喜んでいただくことです。以前に重度のマヒの患者さんを担当したんですが、大変だった分、勉強になり、課題も見つけられました。自分が父を亡くした経験から、患者さんがどんな状態でも生きていてくれることがご家族さんにとっては希望であると思っているので、「ご家族さんと過ごせるように頑張りましょう」と声掛けをしています。患者さんは病気を治そうと、一生懸命頑張ってくださっています。言い方ひとつで患者さんの頑張りを止めてしまうこともあるので、そこはしっかりと言葉を選んで発言するよう心がけています。

先輩方は、優しくもしっかり指導してくださるのでやりやすいです。自分がいっぱいいっぱいになった時には気にかけてくださって。話も聞いてもらい、その時はだいぶ身軽になりました。後輩には、どういうふうに言ってあげたらちょっとでも頑張ってくれるか考えながら発言しています。先輩からの指導があって今の自分があると思っているので、新人さんには失敗しても大丈夫ということを伝えられたらと思います。