先輩の声

作業療法士

作業療法士

先輩セラピストに憧れて

中学1 年生の頃、骨折をしてリハビリをしていただいたことがきっかけで療法士を目指すようになりました。自分自身がリハビリをすることで全く歩けなかったところから部活動のテニスに復帰することができたことがすごくうれしくって。私も病気やけがの患者さんのリハビリに携われたらなぁ…と、入院中から徐々に考えるようになりました。

当時、入院・リハビリをしたのが第二岡本病院だったのですが、担当していただいた理学療法士さんが、今も岡本にいらっしゃるので、同じリハビリ室で一緒に働けることができてうれしいです。

新人の頃は、自分がやっていることが正解かわからず、患者さんがどのように良くなっていくのか先が見えない感じが不安でした。命に関わることでもあるので怖さもありました。でも、患者さんの「できない」が「できる」に少しずつ変わっていく時や「あなたが担当で良かった」と言って貰えた時は、やりがいを感じます。

心がけているのは、常に笑顔でいることです! 私がリハビリを受けた時に担当してくださった療法士さんも常に笑顔で接してくださり、元気をもらいました。私たちが忙しそうにしていると、患者さんにとって頼みづらい雰囲気を作ってしまうので、どれだけ忙しくて切羽詰まっていても患者さんの前では笑顔で落ち着いて安心していただけるよう心がけています。

3年目になり初めての後輩指導に挑戦中です。後輩が、患者さんの病態や、こういう患者さんにはどんなリハビリをしたらよいかなど、わからいことを質問してくれるんですけど、答えられることもあれば、本来どうやってやるんだったっけ?ということもあり、後輩と一緒に確認することで、自分自身の復習にもなっています。後輩から学ぶことがたくさんあり日々一緒に頑張ってます。