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先輩の声

医師事務作業補助者

医師事務作業補助者

連携を大切に、専門性を求めて

医師事務作業補助者とはその名の通り、医師の事務作業を補助する仕事です。
また、事務業務だけでなく他職種との連携を図る事も大切であり、医師の業務が円滑に進むようにサポートしています。言わば縁の下の力持ちのようなポジションです。医師の代行業務を行うため、診療科における専門知識と正確性が求められます。多種多様の書類を作成するため、大変なこともありますが、カルテに合わせて文書を構築していく様はまるでパズルのような楽しさを感じられ、達成感もあります。
外来では患者さんの補助も行っており、直接関わることも多く、業務内容は多岐に渡るためやりがいがあります。

私は、病院経験もなく医師事務作業補助者を知らない状態でスタートし、はじめは専門用語の飛び交う現場の緊張感に圧倒され、思うように行動ができず反省点が多くありました。
伝達が上手くいかず齟齬が生じてしまうこともあり勉強の毎日でした。
今では業務もスムーズに行えるようになり、ご指導いただいた先輩、先生、看護師さんをはじめたくさんの縁に感謝しています。

今後、高齢化社会はさらに加速し令和19年には高齢化率33.3%と 3人に1人が65歳以上であると推計されています。医師の業務負担の加重と並行して、ますます私たちに求められることが多くなるのではないかと思います。現在、医師事務作業補者の知名度は低く、病院の事務と聞いてすぐに思いつく方は少ないのではないでしょうか。そのなかでも私は、今後も知識向上を目指し、柔軟な姿勢で何事にもチャレンジし続けたいです。そして、医師事務作業補助者の知名度を上げるために貢献していきたいです。
医師事務作業補助者に興味のある方と一緒に、この職種を盛り上げることができれば大変うれしく思います。