看護師(男性看護師)
師長 男性看護師
男性看護師もさまざまな場で活躍しています
当院で就業し十数年の時が経ちました。その間、ICU・循環器病棟・障害者病棟などで経験を積み、現在、師長として勤務をしています。
私が所属している7西病棟は消化器外科・消化器内科を主とする消化器センターとしてあらゆる消化器疾患患者さんが入院されています。対象患者さんは各科の術前術後、交通事故などによる高エネルギー外傷、化学療法や緩和ケアが必要な方などとさまざまです。スタッフはベテランから若手まで幅広く在籍しており、相談・協力・連携しながら日々、ケアを行っています。
当院は男性看護師の就職率も高く、特殊部署(ICU・HCU・手術室)はもちろん、私のように一般病棟で働いている男性看護師も多くいます。当院には病院からの支援を受けて認定看護師などの資格を得る看護師も複数おり、サポート体制は充足しています。取得した資格を活かしたケアや人材育成など、活躍の場はいろいろあります。
私自身、看護師として経験を積むなかで後輩育成に携わる機会があり、教育について興味を持つことができました。そのため、教育担当者研修に参加し、教育論について学ぶ経験ができました。また、現在の部署へ配属後は人工肛門造設患者さんがおられることから関西ストーマケア講習に参加しストーマサイトマーキングの資格を習得しました。そこに性差は関係ありません。
スタッフから主任・師長など役職が変わったことで求められるスキルも変わっていくと考えますが、病院からのサポートを受けながら私自身もスキルアップを行っていきたいと考えています。
良い意味で「男性看護師」だからといった理由で看護の幅が制限されることがなく当院で「やりたい看護」を追求するのも選択肢のひとつかと思います。