看護師(新人看護師)

上田 萌黄
スキルアップを目指して
今の仕事内容は、8ヶ月で各部署に2ヶ月単位でローテーションを行い、病棟の特徴を踏まえた看護技術を学んでいます。また、看護学校で教わってきた学習を振り返り、生かしながら、「基礎的な看護技術」をより実践的にするため日々経験と学習を積んでいます。学校では、資格を持ってからでないと行えない技術がたくさんあります。そのため、資格を持った今、再度学習を振り返りながら実践へと転換できるようローテーション研修を行いながら勤務しています。
やりがいや仕事の楽しさは、「目標」が大事だと思いました。自分のやりたいことを模索しながら勤務するのもローテーション研修における醍醐味かもしれませんが、私の場合は自分のなりたい看護像の枠組みを決め目標を持った勉強・スキルアップが向上心の源になっている気がします。何にするにおいても、「これができないと変わらないぞ、活きないぞ」という気持ちの奮い立たせがこの駆け出しの時期のやりがいにつながっていると感じました。
研修制度を受けて感じたことは、漠然と日々勤務していても時間が過ぎるだけでスキルアップには直結しないため課題を明確にした学習方法をすることが一手段であるということです。看護技術自体は、経験がものをいうこともあります。そのため、自分の体に過度な負担をかけず長いこと無理なく勤務することもスキルアップには必要です。その中でも、より学習方法を高めるためには課題を明確にした勉強と、1年目でしか「分からない」と言えないからこそ基礎的な学習の振り返りを極めることだと感じた。研修ではそのような内容をふまえた学習ができた。

病院が移転し、規模が拡大したため内装が綺麗で大きいです。内装が綺麗で大きいと、気分を変えて働けます。看護という仕事は「大変」「しんどい」というイメージも強いですが、何事もいろんな感情を持ちながらも続けることが大事だと思います。継続して仕事をするには無理のない生活と自分を模索する期間も必要です。研修期間・関わりも含めて実践できると感じます。
