看護部の紹介

外来治療センター

 外来治療センターは、病床数16床、火曜日から金曜日の予約制で、医師は曜日毎の担当制、専任薬剤師2名、専任看護師5名で投与管理を行い、患者さんが安全・確実・安楽に化学療法が受けられるように体制を整えています。化学療法前は医師・薬剤師・看護師で患者さんの情報共有をし、リスク管理を行っています。また、有害事象共用語基準(CTCAE)に基づき、副作用症状の判定・評価を行い、全身状態の把握をしています。自宅での副作用管理は自己管理ノートを活用し、副作用を最小限にするためのセルフケア支援を行っています。さらに、化学療法相談外来では、認定看護師が治療選択における意思決定への支援、患者さんとご家族への心理・社会的支援などを行い、QOLの向上を目指したサポートができるよう努めています。
 化学療法は、がんの初期から終末期までの全ての時期にあらゆるがん種に対して行われています。また、新しい薬剤の開発や支持療法の進歩により、がん治療において、ますます重要な位置を占めるようになっているため、チームで連携し、質の高い医療・看護を提供していきたいと考えています。