『看護部の風景』をお知らせします
2015.12.15
『伝達報告会』を開催しました。(2015.12.12)
院内・院外の研修に参加して学んだ事を伝達し、受講者と共有する事を目的にした『伝達報告会』を行っています。
これは、ラダーⅢ-①の課題になっており、今年は11名が発表を行いました。
「指示される輸液の意味をきちんと分かりたい」とか、「がん患者や家族を支援をするために心理過程をしっかり学びたい」などの思いで参加した研修で得た知識や思いを参加者に伝えるべく頑張って発表しました。
参加メンバーは3年目を迎えており、毎日がめまぐるしく過ぎているようですが、しっかりと目的を持った学習への取り組みも必要です。
よりよい看護実践が出来るように、今回の学びを活かしてほしいと思います。
再就職支援研修』を今年も開催しました。(2015.11.27)
今年も、臨床現場に戻るのに不安を抱えておられる方々を対象に『再就職支援研修』を9月と11月で2回開催しました。
退職後にブランクがある方や看護技術に不安のある方などの参加を頂きました。
不安はあっても『復職をめざしたい』、『最近の情報を知りたい』、『スキルを取り戻したい』という意欲を持った方々と楽しく研修出来ました。
看護師免許を持ちつつ、現場復帰に悩んでおられる方は一度御相談下さい。
『院内災害訓練』を実施しました(2015.11.23)
「災害拠点病院の職員としての行動を訓練し、有事に備えると共に、地域との連携について知る機会とする」などを目的に、震度6強の地震が発生したという想定で、院内災害訓練を行いました。2013年1月から訓練を開始し、4回目になる今回は、医師、看護師、コメディカル計117名の参加で実施しました。
JRが脱線し、約30名の負傷者が当院に搬送されるという想定で、今年入職の1年目看護師がムラージュ(外傷の特殊メイク)をして傷病者に扮して参加しました。
来年は新病院へ移転し、ヘリポートも設置され、自然災害から人為災害まであらゆる災害に対応出来る病院になります。
今回の訓練を活かし、職員全員が対応できる知識とスキルを身につけていきたいと思います。
ふれあい看護体験 2015』を開催しました(2015.8.10)
昨年に続き、今年も近隣の高校から多くの参加希望があり、2回に分けて「看護の道を目指したい」と考えている総勢42名の参加者を迎えて『ふれあい看護体験』を開催しました。
受付を済ませた参加者たちは、ナース服、ナースキャップを身に付けた緊張の中、戸惑いと嬉しさを感じながら、看護体験がスタートしました。参加者たちは、担当看護師と一緒に体温や血圧測定、歩行や車椅子の介助、更衣、髭そり等を行ったり、患者とコミュニケーションをとったり、看護師の仕事の一部を一緒に体験する事が出来ました。記載して貰った感想文には、体験から得た気づきや看護師への憧れが綴られていました。
感想文の一部
❤私が看護師さんの仕事の様子をみて思ったのは、ひとつひとつの仕事にとても誇りを
持ってやっている事です。
❤患者さんのお世話をするのは大変だけど、患者さんと笑顔で接している看護師さんを見
ると、看護師さんは患者さんに元気を貰っている部分があるのだなと思いました。
❤患者さんと支え、患者さんに支えられ、人と人とが深く関わる事の出来る看護師という
職業にぜひつきたいです。
❤看護師さん達は、患者さんが安心したり、和んだりできる言葉をさらっとおっしゃって
いたので、やっぱり凄いなと思いました。
貴重な体験から、参加者たちは「看護師になりたい」という思いを強くしてくれたようです。
看護師になって当院で一緒に働ける日が来ると嬉しいですね。
『看護の日』のイベントを行いました(2015.5.9)
「看護のこころをみんなの心に」のテーマで、『看護の日』のイベントを行いました。
肺活量、骨密度、血管年齢、聴力などを測定し、自分の身体と健康を考える1日となりました。
120名を越えるたくさんの方々にご来場いただき、大盛況でした。
※「看護の日」とはフローレンス・ナイチンゲール生誕を記念し、国民の看護及び看護職に 対する理解を深めるとともに、その社会的評価を高めていくための記念日(5月12日) として看護週間とともに制定されました。
当院でも毎年、看護の日のイベントを開催しております。
2015年度がスタートしました(2015.4.17)
今年度は92名の新入職者を迎えました。
ローテーション研修対象の新人看護師は33名!
ローテーション研修を開始して8年目になりますが、最大人数を更新しました。
新人看護師は、16日までの全体研修を終え、
17日からローテーションの1部署目での研修が始まりました。
まだまだ緊張感が高く、ドキドキと不安げな表情ですが
各自が自覚を持って研修をスタートしました。
今後の成長が楽しみです。
『看護観発表会』を開催しました(2015.3.14)
2014年4月に入職した新人看護師が、1年間の研修を間もなく終える時期になりました。
ローテーション研修のさまざまな経験の中では、自分の知識の少なさ、技術力の不足など悩む事も多くありましたが、患者様・ご家族様、先輩看護師など多くの方々のご協力により、多くの学びを得る事ができました。
自分がどんな看護をしたいのか、どんな看護師になりたいのか…を今の自分を振り返る中でしっかりと考える機会になりました。
今後の目標を見据え、課題克服に取り組んでいく決意が発表されました。
それぞれの成長が感じられる発表会になりました。
『ケーススタディ発表会』を開催しました(2015.2.28)
クリニカルラダーのレベルⅡの研修のひとつである「ケーススタディ発表会」を開催しました。クリニカルラダーレベルⅡの受講者は、全員が2013年の4月に入職、ローテーション研修を経て、2014年の2月に部署に配属になり1年が経過した2年目の看護師でした。
がん告知を受けた患者を支えるために悩みながら関わったことや患者への先入観から適切な援助方法を考えることが出来なかった経験、また高齢者のセルフケア支援についてなど自己の関わりを振り返ることでの学びをまとめて発表しました。
日々看護実践に奮闘していますが、ただがむしゃらに突き進むだけでなく、ひとりの患者に対する看護をしっかりと考える機会を持つことがこの時期に必要だと思います。
自己の看護について、目指したい看護について考えるいい機会になりました。
この取り組み・学びを通しての今後の活躍に期待したいと思います。
『伝達報告会』を開催しました(2015.2.7)
今年もクリニカルラダーレベルⅢの研修のひとつである『伝達報告会』を開催しました。
院内・院外の学会や研修会・学習会等に参加して得た学びを伝達し、参加者で共有する目的で行っています。
今年のテーマは、「心不全治療と今後の課題」、「看取りとグリーフケア」、「認知症患者への看護~ユマニチュード」、「褥瘡ケア」など、日常実践しているケアに関するものが多く見られました。また「リーダーシップ」という3年目以上になった受講生に求められているテーマもありました。
日々の忙しさの中で、疑問をもっても充分に学習出来ない事も少なからずあります。
研修会などで学びを得る事が自分への刺激にもなります。
その学びをメンバーで共有し、自己の看護や学習状況を振り返るいい機会になったようです。
ICLSコースを開催しています(2015.1.9)
当院ではクリニカルラダーⅢの研修にICLSコースを取り入れています。
ICLSコースとは、
『突然の心停止に対して最初の10分間の適切なチーム蘇生を修得する実践的コース』です。
患者の急変に遭遇した時、慌てずに、何を、どのようにすればいいのかを実際に体を動かしながら学習していきます。
当院の医師・看護師・スタッフによる、当院のスタッフへの研修なのですが、日本救急医学会から認定されたコースです。
「急変時に遭遇してもどのように動けばいいのか分からなかった」、「パニックしてしまい、その時に何をしたのかを覚えていない」などと研修前に話していた受講生でしたが、終了後は「一連の流れとチームワークの大切さ、そして何よりも患者の命を救うという情熱を忘れずにいたい」、「救える命を救うために慌てずに、自分の役割を果たしていく」、「心停止に至らないように日頃から観察・アセスメントをしていきたい」という様な感想が聞かれていました。
看護師が習得すべき大切なスキルとして、スタッフ全員が急変時に実践出来るよう、また心停止回避が出来る様に日頃から患者のフィジカルアセスメントができるように取り組んでいきたいと思います。
2014.12.10 開催の様子
2015.1.9 開催の様子
2015年の幕開けです(2015.1.5)
2015年がスタートし、本日が仕事始めです。
今年もよりよい看護の提供が出来るよう、スタッフ一同頑張っていきます。
タイムリーに「看護部の風景を」お知らせしたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
ふれあい看護体験を開催しました(2014.8.9)
今年も看護の道を目指そうと考えている高校生を対象に『ふれあい看護体験』を開催しました。
例年は1日のみの開催でしたが、今年は参加希望者が51名と予想以上となり、急遽2日間に分けて行う事になりました。
両日とも朝から看護服とナースキャップを身に付けた高校生たちは、嬉しさと同時に緊張感の漂う表情でしたが、とても熱心に看護体験に取り組んで下さいました。
看護師と一緒にコミュニケーションをとったり、バイタルサイン測定や移動・移送など多くの看護体験が出来ました。
看護師の言動や患者さまと接する中での多くの気づきや印象的な体験から
「看護師になりたい」という思いを強くしたという感想もたくさんきかれました。
漠然とした憧れが、実際に看護の仕事に触れる事で看護師を目指す決意に繋がったように思います。これを機に、多くの高校生が看護師への道を歩んでくれるものと期待しています。
7月19日(土)
社会人1名を含む34名の参加がありました。
7月30日(水)
高校生17名の参加がありました。
参加した高校生と接する中で、看護の良さ・素晴らしさを改めて感じる機会になりました。
私たち先輩も高校生の思いに負けず、看護の仕事に誇りを持ち、看護の力を信じて日々取り組んでいきたいと強く感じました。
参加して下さった皆さま、ありがとうございました。
看護師になった皆さまとお会い出来る事を期待しています。
カンゴサウルス賞を受賞しました(2014.7.30)
当院は、日本看護協会が推進する「看護職のワーク・ライフ・バランス普及推進ワークショップ」に平成23年度から参加してきました。
今回、その成果が認められ、
『看護職のワーク・ライフ・バランス推進カンゴサウルス賞』を頂きました。
今後も、もっと働きやすい職場作りに努めていきたいと思います。
就職・転職をお考えの方、私達と一緒に働きませんか。
回復期リハ病棟で『七夕会』を開催しました(2014.7.4)
7月4日(金)に回復期リハビリテーション病棟で『七夕会』を行いました。
病棟スタッフのみでなく、実習中の看護学生さんやひまわり保育園の園児さんの参加もあり、
振り付けつきで歌を歌ったり、紙芝居を聞いたり…と楽しいひとときを過ごしました。
スタッフは“浴衣”に身を包み、季節感の演出をしてみました。
短冊には「回復への願い」が託されていました。
その願いが叶うようにスタッフも一緒に頑張りたいと思います。
7月7日がよいお天気で おり姫とひこぼしが出会えます様に…
そして 皆さまの願い事が叶います様に…
『多施設合同研修』を今年も担当しました(2014.6.25)
京都府看護協会で開催されている新人看護職員研修事業・多施設合同研修(京都府委託事業)の一部を今年も担当しました。
近隣の病床数299床以下の医療機関に勤務する新人を対象にした研修で、当院では医療安全、食事・活動・休息への援助技術、症状アセスメント、フィジカルアセスメントについての
7項目の講義・演習を担当しました。
当院の新人看護師と同様に、まだまだ学習段階の受講生の皆さんは、
とても熱心に講義・演習に取り組んでおられました。
専門職業人として大きく成長して貰いたいと期待しています。
2014年度第1回『再就職支援研修』を開催しました(2014.6.20)
今年度第1回の再就職支援研修を行いました。
参加者が少なかったので、参加される方々の希望に沿うものにしたいと
研修内容やスケジュールを一部変更して行いました。
ブランクがあるとなかなか臨床現場に戻る一歩が出にくいかもしれませんよね。
そんな不安や心配が少しでも軽減できるよう
ニードにマッチした研修になる事を目標に実施しています。
現場復帰のお手伝いが出来ればと思っています。
研修内容はアレンジできますので
参加してもどうかな…などとお悩みの方は、どうぞご連絡ください。
「看護の日イベント」を開催しました(2014.5.29)
「看護の日」とはフローレンス・ナイチンゲール生誕を記念し、国民の看護及び看護職に対する理解を深めるとともに、その社会的評価を高めていくための記念日(5月12日)として看護週間とともに制定されました。
当院でも毎年、看護の日のイベントを開催しており、今年も5月10日(土)に行いました。
内容は
○ 測定コーナー 血管年齢・ InBody(水分バランス・筋
肉量・体脂肪量測定)
○ 防ごう!糖尿病 ~日頃の食事を見直そう~
○ 子ども向け写真撮影コーナー
~白衣(看護師など)を着て記念撮影
○ 11時~12時
「認知症予防講座:明るく 頭を使って あきらめない」
仕明真理子 認知症看護認定看護師によるお話 でした。
当日は近隣の住民の方もたくさん来院して下さり、盛況にイベントを終える事が出来ました。
ご来院下さったみなさま ありがとうございました。
2014年度30名の看護師が入職しました(2014.4.22)
4月1日に2014年度の入職式が行われました。
30名の看護師を迎える事が出来ました。
そのうち、今春の新卒看護師は24名。
当院の新人研修制度は1年間です。
ローテーションするさまざまな部署で、さまざまな患者さま、そのご家族さまと関わらせていただき、多くのスタッフの協力を得て看護実践能力をつけていきます。
集合研修を経て、14日(月)から最初のローテーション部署である病棟で研修がスタートしました。
まだまだ緊張感が高い毎日を送っていますが、少しずつ環境にも慣れてきています。
今後の成長に期待しています。
研修風景はこのような感じでした。
第1回PNS研究会に参加しました(2014.3.21)
福井大学医学部付嘱病院に於いて、第1回PNS研究会が3月21日開催され参加しました。
PNSはこの3年間で全国的に広がりを見せています。
近年、看護界では固定チームナーシングの看護方式が主流でした。
しかし、3年ほど前より福井大学医学部付属病院看護部の考案したPNS(Partnership Nursing System)の看護方式が看護雑誌や各学会、研修会などで発表され、全国的な広がりを見せています。多くの看護師が福井大学医学部付属病院看護部に研修に出向き、PNSの体験を通し、今日の看護師が抱える問題についての打開策の一助となるのではないかという思いでそれぞれの施設で導入されつつあります。そしてこの度、PNSが発展していくために研究会が発足されました。
今年度の看護部の目標の一つに「PNSの推進」があり、当院看護部でも日勤帯のみ導入しています。東3階病棟は昨年の6月から日勤帯のみ導入し、試行錯誤しながら定着にむけて継続しています。私はPNSの評価基準の1つとして検討するために、導入前後の看護師のストレスとタイムマネジメントを測定しその結果を示説発表しました。
研究会は66題の演題があり、近畿のみならず沖縄や関東からの参加もあった。内容は導入してからの結果や今後の課題を示すものが多く、どこの施設も同じような悩みを抱えていることがわかり、有意義なディスカッションをすることができました。
シンポジウムでは導入し、成功した事例、発展にむけての取り組みなどの発表があり、どれも参考になるものでした。
『日本集中治療医学会学術集会』で発表しました(2014.3.18)
2月27日~3月1日の3日間、第41回 日本集中医療医学会学術集会が開催されました。
医師・看護師・臨床工学技士などが中心に行われる学術集会で、年に1回、全国より集中治療に携わる医療従事者が参加します。
平成26年度は京都で開催される事もあり、学術集会参加に向けて看護研究に取り組んできました。その結果、「鎮痛・鎮静・せん妄」分野での示説発表を行う事が出来ました。
『せん妄スクリーニングツールが看護ケア意識に及ぼす影響~CAM-ICU導入前後の比較~』をテーマに発表させていただきました。
資料なども配布できるよう持参しましたが、すべて無くなるなど多施設からの関心も高く、30~40人の前での発表でした。
学術集会に参加する事で刺激にもなり、自らの看護実践を振り返る機会にもなりました。
『ケーススタディ発表会』を開催しました(2014.3.8)
2年目看護師20名(名称:さくら)の『ケーススタディ発表会』を開催しました。
2012年の4月に入職、ローテーション研修を経て、2013年の2月に部署に配属になり1年が経過しました。
2年目の看護師として、日々看護実践に奮闘していますが、この時期に一度立ち止まり、自己の援助を振り返る機会を持ち、看護について考えています。
終末期の患者さまのQOLを考えた取り組み、セルフケア確立に向けた患者さまと家族への支援、患者さまの心理状況を考えた関わりなど、悩みながらも一生懸命取り組んだ看護について振り返りまとめました。
ケースをまとめる中でもさまざまな気づき・学びを得る事が出来ました。
この学びを活かして、今後さらに活躍できると期待しています。
『看護観発表会』を開催しました(2014.3.1)
1年目看護師16名(名称:たんぽぽ)の『看護観発表会』を開催しました。
4月からローテーション研修が始まり、さまざまな部署で、さまざまな患者様・ご家族様、そしてスタッフからいろいろと学ばせて頂きました。
学生時代とは違い、看護師としての責任の重さを痛感したり、自分の学力・技術力のなさに悩んだりしました。
また、患者様から励まされたり、看護の力を感じる場面に出会ったり…と多くの経験を積んできました。
そんな1年を経過して、今「看護とは?」を改めて考えています。
看護に対する思いをまとめる事で、今後の自分の目標が明確になったようです。
ローテーションを終了し、2月からそれぞれが希望部署に配属になりました。
2年目の成長を期待したいと思います。
『合同説明会』が始まりました(2014.2.15)
2015年度の就職に向けて、合同説明会が始まりました。
今年初の会場は“福岡国際会議場”でした。
「まだ具体的に考えていない」という学生さんも多い状況でしたが、とても熱心に話を聞いて下さいました。
興味を持って下さった学生さんは、
ぜひとも当院に見学に来て下さい。
実際に現場で、目で、耳で、肌で当院を知っていただけたらと思います。
お待ちしています。
伝達報告会を開催しました(2014.2.8)
クリニカルラダーのレベルⅢの研修のひとつである『伝達報告会』を開催しました。
院内・院外の学会や研修会・学習会等に参加して得た学びを伝達し、参加者で共有する目的で行われています。
毎日一生懸命に看護実践に取り組んでいますが、疑問を持ったり、悩んだり、自身の学習不足を痛感したりしています。
そのような毎日の中で、興味や関心があるテーマの学習を深めるために参加した院内・院外の研修会・学習会で得た学びを発表しました。
テーマは「水と電解質・輸液について」、「リーダーシップとは」、「血液ガスからわかる呼吸不全」、「がん性疼痛のコントロール」などさまざまでした。
臨床経験も3年になってくると現場で期待される事や責任も大きくなり、後輩指導の機会もどんどん増えていきます。自らが学習する姿勢を持ち、知識・技術を向上させる事がますます求められてきます。今回の発表会でその必要性が認識できたものと思います。
しっかりと学び、良い看護が提供できる看護師に成長してくれる事と期待しています。
新年会が盛大に行われました(2014.1.25&2.1)
新年会が2回に分けて盛大に行われました。
ホテルでおいしい食事をいただきながら親睦をはかりました。
毎年、大多数の職員が楽しみにして参加しています。
舞台を使っての出し物もあります。
今回は、回復期リハビリテーション病棟を中心とした有志が“華麗な舞“』を披露されました。
なかでも楽しみにしているのが“大抽選会”です。
さまざまな景品がくじで当たります。
今回もディスニーランドへの旅行券やテレビやカメラなどなど…
くじにはずれても、全員が商品券を貰えるという豪華さでした。
また、参加した全員にクラブハリエのバームクーヘンがお土産でした。
第16回京都府看護学会で発表しました(2014.1.18)
京都府看護協会主催の第16回京都府看護学会が開催されました。
「医療安全に求められるアセスメント能力」をメインテーマに
口演15題、示説14題の計29題の興味深い発表がありました。
当院看護部も毎回発表の機会をいただいており、
今回も以下のような3題の示説発表をさせていただきました。
1.同じ指標での痛みの評価を目指して〜痛みの評価シートの活用~
2.中堅看護師のやる気向上のための取り組み〜フィッシュ哲学を活用して〜
3.“音”が患者に与える影響に対する調査〜療養環境の向上に向けた取り組み〜
看護部では、看護研究委員会が研究支援を行っています。
日頃の業務の中から、課題を探り、試行錯誤しながら
“看護の質の向上”に繋がるように研究に取り組んでいます。
多忙な中での取り組みはかなりの苦労も伴いますが、
研究メンバーは一生懸命に取り組み、成果をあげています。
今後もよりよい看護実践を目指していけるよう頑張っていきたいと思います。、
2014年がスタートしました(2014.1.4)
2014年がスタートして早くも4日が経ちました。
皆様はどのように新年を迎えられたでしょうか。
当院では年始・年末体制は終了し、本日から通常の体制に戻りました。
今年も『看護部の風景』を通して
皆様に当院の看護部を知っていただけるように
身近な活動やニュースをお届けできればと思っています。
どうぞ宜しく願いいたします。
病棟でクリスマス会を開催しました(2013.12.27)
12月20日に東4階回復期リハビリテーション病棟で『クリスマス会』を開催しました。
スタッフの花笠音頭からスタートしました。
続いて女性陣4名がハンドベルで
「きよしこの夜」、「アメージング・グレース」を演奏しました。
素晴らしい音色にアンコールの声が掛かりました。
続いては、当院のひまわり保育園の園児の登場です。
クリスマスの衣装を身をまとった園児たちを見て
「かわいい」と患者さんの目が細くなっていました。
一生懸命練習した歌を元気いっぱい披露してくれました。
ジングルベルでは振り付けもついていました。
園児たちの頑張りに、サンタクロースがお菓子のプレゼントを届けに来てくれました。
サンタさんとプレゼントに大喜びの園児からサンタさんに質問が出ました。
「サンタさんのトナカイさんのお名前はなんですか?」
この質問にはサンタさんもオロオロ…でした。
最後には、「川の流れのように」や「さんぽ」などをみんなで合唱しました。
入院中の患者さんだけでなく、
すでに退院された方も楽しみにしていたと言って来て下さっていました。
スタッフも患者さん方も楽しいひと時を過ごせました。
この体験が、リハビリへのエネルギーとなり、回復に繋がっていく事と期待しています。
職員の乳がん検診が始まりました(2013.12.20)
職員検診に乳がん検診が追加になりました。
乳がん検診が身近で受診しやすいものになり、今年度は120名の職員が受診しました。
女性放射線技師によるマンモグラフィののち、
乳腺外科部長の蔭山医師(ピンクリボン実行委副委員長・京都府医師会乳がん検診委委員長)の丁寧な診察が行われました。
ひとりでも多くの人に
乳がんの事実を理解してもらいたい。
ひとりでも多くの女性に
乳がん検診をしてもらいたい。
一日も早く。
蔭山医師の言葉のように
看護者自身も一人の女性として健康管理をしっかりしていく事が大切ですね。
職員のインフルエンザ予防接種を実施しました(2013.11.20)
11月18・19・20日の3日間で職員のインフルエンザ予防接種を実施しました。
3日間で約700名の接種となりました。
対象者すべてを集中的に行います。
1年目看護師を中心に、安全に安楽に…と実施していきました。
季節は冬に向かいますが、
良い看護が提供できるように、
インフルエンザ予防をはじめ、体調管理に努めたいと思います。
再就職支援研修を開催しました(2013.11.19)
今年度3回目の再就職支援研修を行いました。
複数のキャンセルが出てしまい、少人数になりましたが内容ある研修ができました。
研修を受ける中で「もっと知りたくなったので物足りなく感じた」との意見も頂きました。
ブランクの長い方もおられ、再就職の不安は残っているとの事でしたが、
今後の就業に向けて一歩踏み出すきっかけになったようでした。
今後も再就職のバックアップになるように
研修内容も検討しつつ継続していきたいと思います。
この記事を読んでくださっている潜在看護師のあなた!
次回はぜひ参加していただけたら嬉しいです。
院内研究発表会が開催されました(2013.11.9)
今年5回目を迎える院内の研究発表会が開催されました。
今年度は20演題の発表があり、看護部はその中の11題を占めました。
看護部では、看護研究委員会が「看護研究とは」の集合研修から
論文作成・プレゼンテーション指導までバックアップしています。
それぞれが日常の臨床現場での疑問や問題を動機として取り組んだ研究成果を発表しました。
「最初はゴールが見えませんでした」という言葉が出るほど長い道のりでしたが、頑張った成果があったと思います。
審査の結果、優秀な演題には、院長より表彰がありました。
「看護研究なんてキライ」とよく言われますが
「やってよかった」と思えるように この経験を活かしてほしいと思います。
ICLS院内コースを開催しました(2013.10.10)
ICLSコースとは、
『突然の心停止に対して最初の10分間の適切なチーム蘇生を修得する実践的コース』です。
当看護部においては、資格を持った医師の協力のもと、「日本救急医学会認定コース」を2009年度より定期開催しています。
今年度は10月が初回になりましたが、3月まで毎月開催していきます。
自身の救命スキルと同時に、蘇生現場でのチーム医療を学んでいきます。
日々の実践を振り返りつつ、学びを深めて行きました。
今回は心停止に至らせないために「心停止回避」に関する講義も受けました。
受講生からは、急変時の冷静な判断・行動の重要性に加え、
日頃から患者をしっかり観察し、『変化に気づく』事で心停止を回避していきたいという感想が寄せられました。
研修での学びが自信に繋がり、実践場面で活かしてくれることを期待しています。
多施設合同研修を開催しました(2013.9.11)
京都府看護協会(京都府委託事業)で開催されている新人看護職員研修事業:多施設合同研修の一部を当院で担当しました。
近隣の病床数299床以下の医療機関に勤務する新人看護職員を対象に、医療安全、食事・活動・休息への援助技術、症状アセスメント、フィジカルアセスメントについての研修を6回に分けて行いました。
講師は当院の認定看護師や医療安全管理者、理学療法士が務めました。
多施設の新人看護師の皆さんの学習への意欲が伝わってきました。
第39回日本看護研究学会に行ってきました(2013.9.9)
今年は8月22日から23日、開催地は秋田でした。
今年のテーマは「看護の質を支える看護職の健康」で、多くのシンポジウムがありとても勉強になりました。
私は飛行機にて出発し、
ポスターセッションに参加しました。
内容はともかく、自分の研究がひとつの形になることは達成感があります。
久しぶりに同期とも会えて、いろいろな研究者とディスカッションする機会が持てました。
会場はアトリオンという複合施設がメイン会場で、お土産売り場もすぐそこに!
秋田の名産品はいぶりがっこ、稲庭うどん、
最近テレビでも紹介されたバター餅などなど・・・・。
会場近くのカフェでランチをいただきました。
秋田こまちを使用したカレーは絶品でした!
クリニカルラダーⅡ研修で『倫理的ジレンマ』について考えました (2013.8.24)
2013年8月24日(土)にクリニカルラダーⅡ研修で
『倫理的ジレンマ』について みんなで考えました。
看護者として遭遇する“倫理”に関する問題はたくさんあります。
事例を用いたグループワークを通して、看護者としてどう対応すべきかを一緒に考えました。
個別対応が求められる事も多く、患者さまの気持ちをどうくみ取っていくのか等
様々な意見が発表されました。
意見を聞いていると日々の実践が活かされている事を感じ、
成長している姿を頼もしく思いました。
1年目看護師に『BLS研修』を開催しました (2013.8.1)
2013年7月24日(水)に1年目看護師に『BLS研修』を行いました。
これは、毎月1度行われる集合研修の中のプログラムです。
講師は救急看護認定看護師と救急部のスタッフです。
すでに4月の就職時に1度研修を受けています。
実際に現場で患者様と接し、急変時の対応の必要性も感じていますが、
まだ実際に蘇生に携わった事のある1年目看護師はいませんでした。
この研修を受けて急変時の対応への心構えや胸骨圧迫のスキル修得の重要性を学びました。
『ふれあい看護体験』を開催しました (2013.7.22)
2013年7月20日(土)に
看護の道を目指そうと考えている高校生17名を迎えて
『ふれあい看護体験』を開催しました。
看護師と一緒に洗髪や清拭を行ったり、
検温を手伝ったり…と初めて患者様のケアを体験しました。
開始当初は緊張でぎこちない笑顔でしたが
徐々に素敵な笑顔で患者様と関われるようになりました。
患者様から「ありがとう」の言葉をいただいた事や
実際の看護師の仕事ぶりを見て
看護師へのあこがれが “実現したい夢”へと膨らんだ高校生がたくさんいました。
病院スタッフも高校生の初々しい姿を見て
自分が看護を目指した頃の事を思い出し、気持ちを新たにしました。
看護師は素晴らしい仕事です。
ぜひとも夢を実現させて欲しいと思います。頑張って下さいネ。
そして、近い将来、今日の高校生たちと一緒に働けたら嬉しいなと思います。