リハビリテーション科には14名の理学療法士、4名の作業療法士、1名の鍼灸・マッサージ師、1名の助手が在籍しており、医師の指示のもとで患者さんに最も適したリハビリテーションを提供しております。スタッフはそれぞれ研修会や講習会、学会などに積極的に参加し、治療技術や臨床力の研鑚に励んでいます。これらを患者さんに還元し、患者さんやそのご家族の笑顔が見られるよう、スタッフ一同努力してまいります。
三浦雄一郎 技師長 理学療法士
みなさま、はじめまして。伏見岡本病院のリハビリテーションでは臨床と研究に力を入れています。優れた臨床とは治療技術だけではありません。患者さんがセラピストと接する中で 'このヒトならば安心して身を任せられる''なんでも話せる'と思っていただけることが大切と考えています。からだは正直です。そのようなことが成されなければ知らず知らず心も身体も緊張してしまいますし、それが治療を妨げる要因になってしまいます。'なんでも話せる'ということも治療において大切な要素です。「そういえばこんな恰好をしたら痛かった」など治療のヒントになるからです。
わたし達がリハビリテーションを行うときに大切にしていることがあります。それは正常動作です。正常動作にみられる僅かな動き、様々な筋の収縮のその意味を解釈し、患者さんの評価、治療に役立てることができます。意味が分かるとそれにこだわり、もっと効率的に引き出す方法はないだろうか?と模索する過程で治療技術が発展していきます。そのためにも臨床で見出した疑問をもとに「研究活動」を重要視しています。リハビリテーションを通して患者さん、ご家族様のお役にたち、少しでも笑顔がみられるよう日々精進していくつもりです。
福島秀晃 副技師長 理学療法士
運動器疾患(整形外科疾患)のリハビリテーションを中心に外来、入院、訪問の各分野におけるリハビリテーションを実施しています。理学療法士として臨床に携わった頃、脳卒中の患者さんや五十肩の患者さんが腕を挙げるとき、みなさん肩をすくめるように挙げていらっしゃいました。何故そのような不自然な腕の挙げ方をするの? 疾患は違っても不自然な動作は同じなのは何故? そんな単純な臨床の疑問を持って以来、肩関節疾患(腱板損傷、五十肩)のリハビリテーションについて臨床・研究しております。技師長とともに臨床研究を進め、整形外科医の先生や大学との連携を図りながら日々努力しております。
あん摩マッサージ師 主任 1名
当院で30年以上、リハビリテーションの担い手として勤務して来ました。
岡本病院憲章にございます、「この人はわが子、わが親、わが兄妹」の精神を持ちながら、患者様の体だけでなく、心のケアもしっかりサポートしていけますよう日々頑張って行きたいと思います。よろしくお願いいたします。
永野敬祐 主任 理学療法士
皆さま、こんにちは。当院の地域包括ケア病床へ入院されている患者さんを中心にリハビリテーションを行っております。本病床では60日という決められた期間内で在宅または介護支援施設への復帰を目標にしています。その目標に向けて低下した身体機能の改善、在宅で必要な日常生活動作の獲得など、患者さん個々に合わせたリハビリテーションを提供しています。また、安全に在宅生活を送っていただくため、必要に応じて家屋調査を行い、住宅環境調整や生活に必要な介護保険サービスの提案を行っています。入院中は身心ともにつらい思いをされる患者さんが多いと思いますが、私たちは常に患者さんの立場に立ち、少しでも不安を取り除き、安全・安心ある医療支援に努めてまいります。
重黒木達也 理学療法士
専門分野/取り組んでいること
・肩関節疾患
・投球障害
・スポーツ疾患
沢田有里 理学療法士
専門分野/取り組んでいること
・肩関節疾患
・スポーツ疾患
山田聖哉 作業療法士
専門分野/取り組んでいること
・脳血管疾患
・パーキンソン病
・ハンドセラピィ